禅語を知ろう!! ちょっぴり禅語をかじってみませんか

禅語は低くも高くも浅くも深くも解釈されるものだそうです。 自分なりに解釈してもよさそうかな。

言 葉  ふりかな意 味 (自己流もあり?) 作 者
知足
ちそく
家はもらぬほど、食は飢えぬほどにて足ることなり

座忘
ざぼう
正座して心をしずめ現世の世界を忘れる時間作りましょう

抛筌
ほうせん
利休の斎号。道具や手段(やり方)にこだわり手段を目的とを取り違えてはだめですよ。

言 葉  ふりかな意 味 (自己流もあり?) 作 者
喫茶去
きっさこ
まあ、お茶おあがり

惺々著
せいせいじゃく
自分自身に問います「目を覚ましてる?」「はい」「人にだまされるな!」「はい」

閑不徹
かんふてつ
「雲在嶺頭閑不徹(雲はれいとうにあって閑不徹)」の最後の三語。 雲はゆったりと峰の頂に浮かんで静まりかえった様子。

言 葉  ふりかな意 味 (自己流もあり?) 作 者
一期一会 いちごいちえ
一生に一度しかない今日を大切に

日々是好日
ひびこれこうじつ
一日一日がかけがえのない最良の日です

行己有恥 己を行うに恥あり
自分の行動について何が恥になるかと言う事をわきまえている人物。 論語

言 葉  ふりかな意 味 (自己流もあり?) 作 者
真心是道場 じきしんこれどうじょう
どこもみな心を磨く道場です

白圭尚可磨
はっけいなおみがくべし
修行に精進・精進

放下着 ほうげじゃく
みなサッパリ捨ててしまえ!

釣月耕雲
ちょうげつこううん
世俗を超越し、月を釣る心で茶をすくい湯を汲み、雲を耕す心で茶をたてましょう。
曹洞宗の祖道元
歩歩是道場 ほほこれどうじょう
歩いて至るところすべて修行の場です。
いかなるときでも修行だという心を持ちましょう。
禅林類聚
巣林一枝 そうりんいっし
鳥はどんなに大きな林でも、たった一つの枝だけで巣を作る。
いわゆる背伸びをしないで分相応に生きることです。
荘子の言葉
近松門左衛門が巣林子
参考資料 芳賀幸四郎著 「禅語の掛物一行物」